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老犬のダックスさん

2018.3.22

[ビフォー]

背が丸まり、後肢は膝が使えないので腰が上がっています。
手首が反りすぎて壊れてしまっています。
後足は股関節が使えないので足首だけで歩いている状況です。

[アフター]

手首は壊れてしまっているので、改善はできませんが
肩甲骨の動きが回復しています。
また、後肢は股関節はまだまだですが
膝を使えるようになっています。

また骨盤や肩甲骨をゆるめたために背の丸まりも治りました。


ダックス。モモの筋肉を使わない歩き方

2018.3.2

[ビフォー]

左股関節が後方へ蹴りだせず、足首で推進力を産みだしている
右股関節はその逆で、足首を使えていない代わりに股関節は動いている。
前足加重にしたいがために頭を下げながら歩く癖がついており
頭が下がっているせいで前肢を前に引き出す際に
体の外側を回して出すような動き方をしている

この歩容だと、前肢をまっすぐ動かせないため、肘に負担がかかるのが心配である。

[アフター]

右の足首は動かないままだが、左の股関節の可動は改善している。(後方へ蹴りだせている)
頭が上がるようになった。(後肢に体重をのせやすくなったため、と考えられる)
そのために、背のカーブが滑らかになり(施術前はカチッとまっすぐに固まっている感じだった)
結果お尻が少し上がった(尻尾の付け根が上がったことを見るとその変化が分かります。)


痴呆のせいなのでしょうか・・

2018.2.9

[ビフォー]

Aちゃんはまっすぐ歩けなくなってしまい
動物病院では「痴呆のため」と診断されたのですが
試しに施術を受けに来ました。

確かに右方向にばかり旋回していこうとしていますが
これが痴呆のせいだけではないのでは
と感じるのは
左に比べて右の肩甲骨がとても立ってしまっており
そのために右前足だけ、前に出せなくなっている
ということと
同じく右後肢だけ、とても前に出てきてしまっていて
後方に蹴りにくくなっている。という事実があるからです

[アフター]

施術後も旋回は続きましたが、右肩甲骨と右股関節の角度が改善されたため
姿勢が少しまっすぐに改善されました

老犬になってくると
一日の大半寝て過ごすようになります。
Aちゃんのように、姿勢に癖がついてしまうと
ゆくゆくは自分で起き上がるのが困難になってしまったり
片側でしか寝ることができず、床ずれの原因になってしまったりします。

 


前重心の歩き方

2017.12.17

左右ともに後肢の筋力が落ちており
特に右後肢のふらつきが気になる歩き方をしています。

そのため
前肢に体重をかけているのが
首を下げた姿勢から見られます。

前足加重の子は、このように、肩甲骨上角が浮いているように見えます。
施術後は肩甲骨の角度が寝て、首周りの動きにゆとりが出てきたため
首があげられるようになっています。

ビフォー

アフター

筋力の落ちてしまった後肢に
整体を活用して筋トレをして、もう一度ムキムキにする
という考え方は当方ではいたしません。
それが最適な方法とは思えないし、そこまでやる必要があるとも思えませんから

しかし前足加重になっているということは
後足に体重が乗っていない。ということなので
これから日々歩いていくなかで
一歩一歩が筋トレになるように、後肢に体重をのせられるようにしていく。

これが犬の整体研究所のやりかたです。


左右差によるゆがみ

2017.12.5

[ビフォー]

肩甲骨が背骨に寄りすぎていて、首を上げにくくなっている
肩甲骨は前後どちらも可動域がせまいので
前肢は肘下の動きが目立つようになっている

後肢は左足が後方への蹴りだし
右足が前方への引き出しがそれぞれ可動域がせまくなっており
左右差による腰の振りが見られる

[アフター]

首が上がるようになり、前肢の可動域が広がった(特に後方)
股関節も特に左後肢後方への可動域が広がっているが
急ぐ際にジャンプして両足が宙に浮いている間に
歩幅を確保しようという動作が見えるので
まだ改善の余地がある


筋力低下だけが膝を使えない理由ではありません

2017.11.16

[ビフォー]

若い子なので、関節の動きも滑らかで動きに問題はないのですが
いつも興奮していてパタパタと小股で歩く癖がついてしまっていて
後肢を十分に後ろへ蹴れなくなっています。

また、後肢のパッドの位置が理想的な位置よりだいぶ前に来ているので
前肢加重になってしまい、肩甲骨は立って可動域が狭まっています。

普段の歩行で股関節の可動域が狭く
また、それを腰を振ることでカバーしているため
結果的に膝を使えなくなってしまっています。

[アフター]

未だ癖で腰をふってしまっていること
また、特に左の股関節を使うのが上手でないため、歩容がぎこちない部分がありますが
右の股関節の後方への蹴りだしが深くなったこと
何より肩甲骨の可動が確保され
前肢の歩幅がUPしたのが見て取れます。

肩甲骨の角度が理想的な状態に保てると
後肢に十分に体重が乗るので、徐々に前モモに筋力が付いてきて
歩幅を広くしていくことができるはずです。


膝の使えない歩き方

2017.11.6

[ビフォー]

両膝が使えておらず、伸ばしたままで歩行している
特に左後肢の後方への歩幅が狭い
膝を曲げていないため、後方から前方に引き出す際に
腰を振る癖がついている

[アフター]

後肢を前に引き出すタイミングで膝が曲がるようになった
このため、腰を振るしぐさが減った
また、左右後肢の可動域が広がった。


ふらふらするのは筋肉が弱っているから?

2017.10.29

[ビフォー]

腰のふらつきがきになりますが
腰がふらつく原因は腰ではありません。
この子の場合の一番の問題は、右後ろ足の前方向への引き出しが浅く
左後ろ足の後方への蹴りだしが浅い
そのため逆方向への動きの時と歩幅に左右差が出てきてしまっているため
結果として腰を振っているように見えてしまっています。

[アフター]

上記の歩幅の違いが解消されたので、腰の振りが少なくなっています。

また、肩甲骨の動きも改善されているのが
前肢が前に引き出される際に首輪のすぐ下に現れる
肩甲骨下部の動きで見て取れます。


アジリティでケアしたい部分は・・

2017.10.25

[ビフォー]

膝が使えておらず腰を振って歩いています。
歩き方だけ見ると、モモの筋力低下を疑いたくなるのですが
この子は実際はアジリティをやっているので、四肢の筋力はしっかりしているのです。
モモの筋力低下により、股関節がかたくなり、同時に膝を使わなくなってしまった。
それを補うために腰を振るような歩き方をする子の場合
多くは「ほとんど外でお散歩していなかったため」というのが大きな原因で
その結果
〇小股歩きが癖になってしまった
とか
〇膝を使って蹴りだすような歩き方をしたことがない
などの問題が生じていることが多いのです。

では、アジリティをやっているような子が
なぜこのような歩き方になるのか
答えは
「アジリティで腰椎(背骨のしなり)を使う体の使い方が癖になってしまっているから」
だと思われます。

[アフター]

施術してみると、やはり競技などをやっていない子に比べて
ものすごく筋肉が発達しているのがわかりました。
しかし筋肉が発達してるということは
犬種によっては「可動域の悪い関節が発生しやすい」ということにつながってしまいます。

この子の場合は、発達した前モモのため
後肢後方への可動域が狭まっていたこと
そして常に腰椎(背骨のしなり)を使っ動く癖がついているので
腰椎が丸まる癖がついており、腰回りが硬くなっていた。ということがわかりました。

施術後の歩容を見てみると
股関節の可動域が増え
腰部の無駄な動きが減ったのがわかります。


性格が歩き方に与える影響

2017.9.19

〈施術前〉
若くてヤンチャな性格のため
すきさえあらば立ち上がったりジャンプしたりしてしまうため
モモ裏のコリが強く、伸びが悪くなってしまっている
歩容を見ても 両後肢が前に引き出しきれなくなっている。
また、上記のコリの影響で肩甲骨が立ってしまっていて
そのために前肢も前に出なくなっている。

〈施術後〉
立ち上がったりする癖は抜けないですが
モモ裏の伸びがよくなったため後肢が前に引き出せるようになった。
それと連動して前肢も前に出るようになっている。

肩甲骨がねるようになると、横から見たときの
背がグッとしまって(短くなって)いるように見える。