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若い子特有の歪み

2017.7.5

ビフォー

この子は特に右後肢のモモ裏のコリがひどく
足を前に出せないので、足を動かす代わりに腰を振って足を振り出しています。

全体的に跳ねるような歩き方になっているのも
小幅の狭さをカバーするための動きです。

アフター

施術後は股関節が動くようになっています。

<考察>
この子の歩き方の癖は、
若くてヤンチャだったり甘えん坊だったりする子の特徴といえます。

はしゃぎすぎて立ちあがってばかりいると
モモの裏の筋肉が強くこるようになります。
そうなると、モモの裏が伸びないため後ろ足が前に引き出せなくなる。ということが起こるのです。


膝が使えていない歩容の改善

2017.6.20

ビフォー

左の膝が仕えていない(膝が伸びたままで屈伸していない)歩き方をしている。
膝が仕えていない子は、膝を支える前モモの筋が弱くなっている可能性が高いが
Aちゃんも前モモは弱いらしく
左後肢を後方へ蹴る際にふらつくため、
右後肢が前に出てくる際に、右にお尻を振る癖がついている。
そのためか、右後肢は股関節が十分に動いていない

アフター

左の膝はだいぶしっかり動くようになった。
お尻を振る癖はまだ残っているが
右後肢の可動域は十分に広がっている。


ダックスの腰部湾曲

2017.5.10

ビフォー

坐骨が下がり、腰部が丸くなってしまっている。
そのため、股関節の後方への可動域が狭くなってしまっている(特に右)
結果お尻を振るような歩様になっている。

アフター

何度かの施術を重ねるうちに徐々に股関節の可動域は広がっていき
その結果お尻を振る歩様が改善された
腰部の湾曲も伸びて
緩やかなカーブに落ち着いた。


背の湾曲が気になっても、ほぐすのは四肢。

2017.4.28

ビフォー

左の股関節は前方で固定されており、後方への蹴りだしはほぼできていない
右の股関節は可動域は同じく狭いがまだ動くので
後肢を動かすとどうしても左に曲がっていってしまう。
左の肩甲骨が立った角度のまま固まっているので、左回りの動きを加速してしまっている。
結果全体的に左回りの湾曲となっている。

アフター

左股関節の動きが改善。蹴りだしが深くなり
左肩甲骨の前方への伸びも改善されたため
背は伸び
まっすぐ歩けるようになった。

 


背が硬いと前後の足の連動が悪くなる

2017.4.5

ビフォー

股関節の可動域(前方向)が狭い。
そのため、頭を下げて後肢を前に引き出す癖がある。

背が硬く、前肢後肢の連動がスムーズにいっていない
左右(特に右)肩甲骨の前方方向への伸びも悪い。

アフター

股関節の前方向の可動域が広がった
肩甲骨も前方へ伸びるようになり
前足の空転と
前肢を前に引き出す際の体をねじるような動きがなくなった。

結果背中の動きもスムーズになった。


背の湾曲の改善

2017.3.6

ビフォー

左ひざが使えていない
右足は前に出ず、膝が内に入っている
全体的にC字の湾曲
跳ねるように歩くのは、後肢の可動域の狭さをカバーするため

アフター

後ろ足が後方へ蹴りだせるようになった
背の動きが滑らかに。
膝が動くようになった


Cちゃんのビフォーアフター ②

2017.1.11

ハムストこり  ==>はむすっとこり2

このとき、モモ裏の筋肉に引っ張られて、坐骨も下がってしまいまうす。

そうなると問題なのは
この「下がった坐骨」を超えて
後ろへ足を蹴りだすことが困難になってしまうのです。

ハムストこり3

このためCちゃんは
歩いている時は問題ないのですが
走ろうとすると、坐骨より後ろへ蹴りだせないため
上に跳ね上がるようになってしまい
結果腰が上下するような走り方になってしまっています。

通常
ハムストこり4

後肢を後方へ蹴りだせない状態
ハムストこり5

施術後はこのように変化しました。

後肢を後方へ蹴りだすことができるようになり
歩行の際の腰の上下がなくなって
スムーズな歩様となりました。


Mちゃんのビフォーアフター ②

2016.6.14

階段から落ちてしまった
17歳のMちゃんの施術ビフォーアフターについて解説します。

施術前

前肢の動きは、歩を進める毎に肩がガクンガクンと
上下に揺れています。

モカちゃんの施術前の歩き方は、左右の足の運びに対して、
それぞれ反対の足の動きが間に合っていないように見えます。

それぞれの足を蹴り出す働きは、
モモの筋肉の働きにかかっているのですが
モカちゃんの歩様は、むしろ四肢の動きの連動が上手くいっていないことが問題のようでした。

四肢の連動をコントロールするのは、体幹の筋肉です。

姿勢を見れば一目瞭然なのですが
後肢に体重を乗せることを避けるために
前荷重になっていますね
このことも、四肢の動きを連動させる体幹を硬くしてしまう一因です。

施術の大半は体重を支えている肩甲骨周りに集中しました。
後肢にもコリはあったのですが
後肢の筋肉は、そもそもだいぶ落ちていてしまっていて
今はほぐすことよりも、反応をよくすることや、体重をのせられるようになることのほうが重要な段階でした。

施術後の動画がこちら

一番の変化は、丸まって右に湾曲していた背が伸びたこと
そしてゆるんだ背中により前肢と後肢の連動が良くなり
足の運びがスムーズになったこと。

歩幅もひろがりました。
特に前肢と後肢の間が空いて、横から見た姿勢がしっかりしたのが分かります。

次回は前肢と後肢にクローズアップして解説していきます。


Aちゃんのビフォーアフター ①

2016.3.10

施術モニタでいらっしゃった9歳のAちゃんの
施術ビフォーアフターです

小さいころから「膝がゆるい」と言われていて
飼い主さん宅へもらわれてきた時には
歩くのも困難だったとのこと

ここまで回復させた飼い主さんの愛に感服です。

まだ9歳。
そして本人も好奇心旺盛なので
ケアの仕方によっては歩様が変わる可能性があります。

初回の歩様で気になるのは
○右後肢がしっかり後ろに蹴りだせていないこと
○左後肢の膝が使えていない(動いていない)こと

でした。
そしてこちらが3回目の施術の際の映像です。

まだふらつく様子はありますが
右後肢はしっかり後ろへ蹴れるようになり
左後肢は膝の屈伸が見られます。