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首が上がりにくくなる理由

2018.8.24

[ビフォー]

肩甲骨の動きが硬いため、首が上げにくく背中の動きが硬い
後肢は左のモモ裏の伸びが悪いので、左足を前に出す際にお尻が下がってしまっている。
左の可動域が制限されているためか、右股関節は後ろへの蹴りだしが浅い。

[アフター]

肩甲骨の動きが改善されたため、首が上がりやすくなり
肘や手首の動きまで改善しています。
お尻の上下の癖は完全に改善はされていませんが
右股関節の可動域は広がっています。


若いうちからMD予防

2018.5.28

ビフォー

かかとが高く、股関節よりも足首の動きで
推進力を産みだしている。
また右モモ裏、左前モモの伸びが悪いらしく、
右後肢を前に引き出す(左後肢を後方へ蹴りだす)際に腰が振れてしまっている。

アフター

体幹がゆるんだことにより、腰の揺れはむしろ施術前より大きくなったが
股関節の可動域は広がった(膝の動く範囲が広がった)
足首の柔軟性が回復し、かかとの位置が下がった
そのため、両後肢とも前方に引き出す際につま先がちゃんと上がるようになっている

<考察>
まだ若いが飼い主さんがDMを恐れて定期的に整体を受けてくださっています。
もちろん整体でDMが完全に予防できるわけではありませんが
体の変化に注目しておき
何か症状が出たときに気が付けるようになる。という点では
とても意義のあることです。


腰を振るのは後ろ足の問題?

2018.4.23

[ビフォー]

前肢の可動域が狭いのが気になります。
特に前方向に動かせていません

後肢も前方向の可動が狭く
それをカバーするために腰を振っています。
モモ裏の伸びが悪いらしく、腰が丸まり、その流れで胸は沈んでしまっています。

[アフター]

腰の丸まりが改善されたので、全体的に背中が滑らかになっています

肩甲骨の可動域が確保され
前足がしっかり前に出るようになりました。

股関節も可動域が広がったため腰の振りがなくなりました。


老犬のダックスさん

2018.3.22

[ビフォー]

背が丸まり、後肢は膝が使えないので腰が上がっています。
手首が反りすぎて壊れてしまっています。
後足は股関節が使えないので足首だけで歩いている状況です。

[アフター]

手首は壊れてしまっているので、改善はできませんが
肩甲骨の動きが回復しています。
また、後肢は股関節はまだまだですが
膝を使えるようになっています。

また骨盤や肩甲骨をゆるめたために背の丸まりも治りました。


ダックス。モモの筋肉を使わない歩き方

2018.3.2

[ビフォー]

左股関節が後方へ蹴りだせず、足首で推進力を産みだしている
右股関節はその逆で、足首を使えていない代わりに股関節は動いている。
前足加重にしたいがために頭を下げながら歩く癖がついており
頭が下がっているせいで前肢を前に引き出す際に
体の外側を回して出すような動き方をしている

この歩容だと、前肢をまっすぐ動かせないため、肘に負担がかかるのが心配である。

[アフター]

右の足首は動かないままだが、左の股関節の可動は改善している。(後方へ蹴りだせている)
頭が上がるようになった。(後肢に体重をのせやすくなったため、と考えられる)
そのために、背のカーブが滑らかになり(施術前はカチッとまっすぐに固まっている感じだった)
結果お尻が少し上がった(尻尾の付け根が上がったことを見るとその変化が分かります。)


痴呆のせいなのでしょうか・・

2018.2.9

[ビフォー]

Aちゃんはまっすぐ歩けなくなってしまい
動物病院では「痴呆のため」と診断されたのですが
試しに施術を受けに来ました。

確かに右方向にばかり旋回していこうとしていますが
これが痴呆のせいだけではないのでは
と感じるのは
左に比べて右の肩甲骨がとても立ってしまっており
そのために右前足だけ、前に出せなくなっている
ということと
同じく右後肢だけ、とても前に出てきてしまっていて
後方に蹴りにくくなっている。という事実があるからです

[アフター]

施術後も旋回は続きましたが、右肩甲骨と右股関節の角度が改善されたため
姿勢が少しまっすぐに改善されました

老犬になってくると
一日の大半寝て過ごすようになります。
Aちゃんのように、姿勢に癖がついてしまうと
ゆくゆくは自分で起き上がるのが困難になってしまったり
片側でしか寝ることができず、床ずれの原因になってしまったりします。

 


前重心の歩き方

2017.12.17

左右ともに後肢の筋力が落ちており
特に右後肢のふらつきが気になる歩き方をしています。

そのため
前肢に体重をかけているのが
首を下げた姿勢から見られます。

前足加重の子は、このように、肩甲骨上角が浮いているように見えます。
施術後は肩甲骨の角度が寝て、首周りの動きにゆとりが出てきたため
首があげられるようになっています。

ビフォー

アフター

筋力の落ちてしまった後肢に
整体を活用して筋トレをして、もう一度ムキムキにする
という考え方は当方ではいたしません。
それが最適な方法とは思えないし、そこまでやる必要があるとも思えませんから

しかし前足加重になっているということは
後足に体重が乗っていない。ということなので
これから日々歩いていくなかで
一歩一歩が筋トレになるように、後肢に体重をのせられるようにしていく。

これが犬の整体研究所のやりかたです。


左右差によるゆがみ

2017.12.5

[ビフォー]

肩甲骨が背骨に寄りすぎていて、首を上げにくくなっている
肩甲骨は前後どちらも可動域がせまいので
前肢は肘下の動きが目立つようになっている

後肢は左足が後方への蹴りだし
右足が前方への引き出しがそれぞれ可動域がせまくなっており
左右差による腰の振りが見られる

[アフター]

首が上がるようになり、前肢の可動域が広がった(特に後方)
股関節も特に左後肢後方への可動域が広がっているが
急ぐ際にジャンプして両足が宙に浮いている間に
歩幅を確保しようという動作が見えるので
まだ改善の余地がある


筋力低下だけが膝を使えない理由ではありません

2017.11.16

[ビフォー]

若い子なので、関節の動きも滑らかで動きに問題はないのですが
いつも興奮していてパタパタと小股で歩く癖がついてしまっていて
後肢を十分に後ろへ蹴れなくなっています。

また、後肢のパッドの位置が理想的な位置よりだいぶ前に来ているので
前肢加重になってしまい、肩甲骨は立って可動域が狭まっています。

普段の歩行で股関節の可動域が狭く
また、それを腰を振ることでカバーしているため
結果的に膝を使えなくなってしまっています。

[アフター]

未だ癖で腰をふってしまっていること
また、特に左の股関節を使うのが上手でないため、歩容がぎこちない部分がありますが
右の股関節の後方への蹴りだしが深くなったこと
何より肩甲骨の可動が確保され
前肢の歩幅がUPしたのが見て取れます。

肩甲骨の角度が理想的な状態に保てると
後肢に十分に体重が乗るので、徐々に前モモに筋力が付いてきて
歩幅を広くしていくことができるはずです。


膝の使えない歩き方

2017.11.6

[ビフォー]

両膝が使えておらず、伸ばしたままで歩行している
特に左後肢の後方への歩幅が狭い
膝を曲げていないため、後方から前方に引き出す際に
腰を振る癖がついている

[アフター]

後肢を前に引き出すタイミングで膝が曲がるようになった
このため、腰を振るしぐさが減った
また、左右後肢の可動域が広がった。