Cちゃんのビフォーアフター ②
2017.1.11
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このとき、モモ裏の筋肉に引っ張られて、坐骨も下がってしまいまうす。
そうなると問題なのは
この「下がった坐骨」を超えて
後ろへ足を蹴りだすことが困難になってしまうのです。
このためCちゃんは
歩いている時は問題ないのですが
走ろうとすると、坐骨より後ろへ蹴りだせないため
上に跳ね上がるようになってしまい
結果腰が上下するような走り方になってしまっています。
通常
後肢を後方へ蹴りだせない状態
施術後はこのように変化しました。
後肢を後方へ蹴りだすことができるようになり
歩行の際の腰の上下がなくなって
スムーズな歩様となりました。
Mちゃんのビフォーアフター ②
2016.6.14
階段から落ちてしまった
17歳のMちゃんの施術ビフォーアフターについて解説します。
施術前
前肢の動きは、歩を進める毎に肩がガクンガクンと
上下に揺れています。
モカちゃんの施術前の歩き方は、左右の足の運びに対して、
それぞれ反対の足の動きが間に合っていないように見えます。
それぞれの足を蹴り出す働きは、
モモの筋肉の働きにかかっているのですが
モカちゃんの歩様は、むしろ四肢の動きの連動が上手くいっていないことが問題のようでした。
四肢の連動をコントロールするのは、体幹の筋肉です。
姿勢を見れば一目瞭然なのですが
後肢に体重を乗せることを避けるために
前荷重になっていますね
このことも、四肢の動きを連動させる体幹を硬くしてしまう一因です。
施術の大半は体重を支えている肩甲骨周りに集中しました。
後肢にもコリはあったのですが
後肢の筋肉は、そもそもだいぶ落ちていてしまっていて
今はほぐすことよりも、反応をよくすることや、体重をのせられるようになることのほうが重要な段階でした。
施術後の動画がこちら
一番の変化は、丸まって右に湾曲していた背が伸びたこと
そしてゆるんだ背中により前肢と後肢の連動が良くなり
足の運びがスムーズになったこと。
歩幅もひろがりました。
特に前肢と後肢の間が空いて、横から見た姿勢がしっかりしたのが分かります。
次回は前肢と後肢にクローズアップして解説していきます。
Aちゃんのビフォーアフター ①
2016.3.10
施術モニタでいらっしゃった9歳のAちゃんの
施術ビフォーアフターです
小さいころから「膝がゆるい」と言われていて
飼い主さん宅へもらわれてきた時には
歩くのも困難だったとのこと
ここまで回復させた飼い主さんの愛に感服です。
まだ9歳。
そして本人も好奇心旺盛なので
ケアの仕方によっては歩様が変わる可能性があります。
初回の歩様で気になるのは
○右後肢がしっかり後ろに蹴りだせていないこと
○左後肢の膝が使えていない(動いていない)こと
でした。
そしてこちらが3回目の施術の際の映像です。
まだふらつく様子はありますが
右後肢はしっかり後ろへ蹴れるようになり
左後肢は膝の屈伸が見られます。