ふらふらするのは筋肉が弱っているから?
2017.10.29
[ビフォー]
腰のふらつきがきになりますが
腰がふらつく原因は腰ではありません。
この子の場合の一番の問題は、右後ろ足の前方向への引き出しが浅く
左後ろ足の後方への蹴りだしが浅い
そのため逆方向への動きの時と歩幅に左右差が出てきてしまっているため
結果として腰を振っているように見えてしまっています。
[アフター]
上記の歩幅の違いが解消されたので、腰の振りが少なくなっています。
また、肩甲骨の動きも改善されているのが
前肢が前に引き出される際に首輪のすぐ下に現れる
肩甲骨下部の動きで見て取れます。
アジリティでケアしたい部分は・・
2017.10.25
[ビフォー]
膝が使えておらず腰を振って歩いています。
歩き方だけ見ると、モモの筋力低下を疑いたくなるのですが
この子は実際はアジリティをやっているので、四肢の筋力はしっかりしているのです。
モモの筋力低下により、股関節がかたくなり、同時に膝を使わなくなってしまった。
それを補うために腰を振るような歩き方をする子の場合
多くは「ほとんど外でお散歩していなかったため」というのが大きな原因で
その結果
〇小股歩きが癖になってしまった
とか
〇膝を使って蹴りだすような歩き方をしたことがない
などの問題が生じていることが多いのです。
では、アジリティをやっているような子が
なぜこのような歩き方になるのか
答えは
「アジリティで腰椎(背骨のしなり)を使う体の使い方が癖になってしまっているから」
だと思われます。
[アフター]
施術してみると、やはり競技などをやっていない子に比べて
ものすごく筋肉が発達しているのがわかりました。
しかし筋肉が発達してるということは
犬種によっては「可動域の悪い関節が発生しやすい」ということにつながってしまいます。
この子の場合は、発達した前モモのため
後肢後方への可動域が狭まっていたこと
そして常に腰椎(背骨のしなり)を使っ動く癖がついているので
腰椎が丸まる癖がついており、腰回りが硬くなっていた。ということがわかりました。
施術後の歩容を見てみると
股関節の可動域が増え
腰部の無駄な動きが減ったのがわかります。
プードルスタイル[辰巳出版]
2017.10.1
雑誌 プードルスタイル[辰巳出版]に”プードルの整体入門”として当方の手技が特集されました。